日本の労働者を母集団として、通勤時間と幸福度の相関係数を推定する調査を設計する。 抽出法・層化に使う属性・調査方法・配布数・謝礼・督促・集計方法を自分で決め、 限られた予算のなかでどれだけ真の値に近い数字を出せるかを競う。 回答は誰からでも等しく返ってくるわけではないし、通勤時間と幸福度の関係の強さは人によって違う。
ある研究チームから 「通勤時間が長い人は幸福度が低いのか」 を明らかにする調査を依頼された。 母集団は日本の労働者 20,000 人(この仮想世界の全数)。知りたいのは、母集団全体での 通勤時間(分)と幸福度(0〜10 点)のピアソン相関係数 ρ ただ 1 つ。
各人には 年齢・性別・居住都道府県・都市規模・雇用形態・出身都道府県 の属性がある。 抽出のしかたによって、誰に依頼が届くかも、誰が答えてくれるかも変わる。 さらに通勤時間が幸福度に効く強さそのものが層によって違うので、 どの層が多く集まったかで相関の値は動く。
予算は 500 万円。この範囲で調査を 1 回だけ実施でき、集まった回答から ρ を推定して提出する。 提出するのは観察された相関そのままでもよいし、偏りを見抜いて補正した数字でもよい。 評価は「予測の正確さ」と「かけた費用」の 2 軸。
母集団の属性構成は公表統計で分かっているものとして右に示す。通勤時間と幸福度の分布は分からない。 母集団は固定されていて、誰が挑戦しても同じ問題になる。 授業で順位を競うときは 1 回目の提出だけを成績にするとよい。
それぞれの選択が、費用・回収率・そして「誰が答えてくれるか」を変える。
まだ調査を実施していません。
回答者の構成 と 母集団の構成(公表統計)
回答者の 通勤時間 × 幸福度
年齢層ごとに見た相関(この母集団では層によって関係の強さが違う)
観察された相関をそのまま出してもよい。偏りを読み取って補正してもよい。提出は 1 回だけ。
母集団は固定なので、真の値はどの行でも同じ。設計をいろいろ変えて、どれがどれだけ当てられるかを見比べる。
| # | 抽出法 | 調査方法 | 配布 | 回収 | 回収率 | 費用 | 観察 r | 予測 | 真値 | 誤差 | 総合 |
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| まだ記録がありません | |||||||||||